広島市では「楕円形の都心づくり」を目標に掲げ、都心部の再生を進めています。既に広島駅北口等の再開発や旧広島市民球場跡地の整備が進むとともに、広島駅南口地区やサッカースタジアム・広島城三の丸地区の整備、平和大通りの一部公園化など数多くのプロジェクトが進められています。また、民間主導によるまち育て（エリアマネジメント）の活動が進むなど、ハード・ソフトの両面から取り組みが進められています。

2024年2月のエディオンピースウイング広島の開業を皮切りに、多くのプロジェクトが実現の段階に入り、市民・県民の期待が高まっています。また、コロナ禍の回復による国内外からの来訪者の急増により広島への注目が高まっています。これらの機運を捉えて、都心の魅力づくりにつなげていくためには、行政のみならず、そこに住み働き、活動する人々や事業者等が一体となって、魅力的な都心を育てていくことが求められます。

そこで、この機会に多くのプロジェクトに関わってこられたキーパーソン（仕掛け人）をお招きし、その思いをお聞きするとともに、これらのハード整備を生かした新たな広島市都心の魅力づくりの可能性・方向性を考えたいと思います。

【開催概要】

日　時：2024年1月21日（日）14:00-16:15
会　場：広島YMCA国際文化ホール（広島市中区八丁堀7-11）
定　員：250名(先着順)
参加費：無料
主　催：日本都市計画学会中国四国支部

【申し込み方法】

日本都市計画学会中国四国支部のホームページ（http://cpij-chushikoku.jp）内の「特別講演会」案内ページからアクセス

※申込期限：2024年1月16日（火）18時（定員に達した時点で受付を終了します）

【問い合わせ先】

日本都市計画学会中国四国支部企画研究委員会
mail：kitamoto0079@gmail.com（北本）

【プログラム】
14:00~14:05   開催挨拶：西名　大作（日本都市計画学会中国四国支部 支部長、広島大学）

■趣旨説明

14:05~14:30 「広島都心地区の都市再生プロジェクトについて」

 渡邉 一成（日本都市計画学会中国四国支部 副支部長、福山市立大学）

■基調講演

14:30~15:00 「NTT都市開発が描く、広島都心部のまちづくり～賑わいと回遊性にあふれた、世界に誇れる広島の物語を紡ぐ～」

  講師：中村 高士 氏（NTT都市開発㈱中国支店長／NTTアーバンソリューションズ㈱広島プロジェクト推進室長）

15:00~15:30 「官民連携による広島都心のまちづくり推進に向けた取り組みについて」

  講師：末松 辰義 氏（広島都心会議事務局長／広島電鉄㈱執行役員 地域共創本部長）

■パネルトーク

15:40~16:15  パネリスト：中村 高士 氏、末松 辰義 氏

  コーディネーター：木原 一郎（日本都市計画学会中四国支部、広島修道大学）